英語で恋するソングレッスン:「Be My Boy」で学ぶ心に響く英語表現
🎧 英語で恋するソングレッスン:「Be My Boy」で学ぶ心に響く英語表現
Words & Music: Kyoko Izumino
1. はじめに:歌詞から英語を学ぶということ
英語の歌詞には、教科書では出会えない“リアルな感情表現”や“会話で使えるフレーズ”がたくさん詰まっています。
今回取り上げるオリジナルソング「Be My Boy」は、シンプルでわかりやすい単語で構成されながらも、心の奥にそっと触れるようなラブソング。
この歌詞を通して、
- 英語の自然な語順や言い回し
- 会話でも使えるフレーズ
- 文法や構文のやさしい仕組み
- 発音やリズム感で伝える“気持ちのグラデーション”
などを、ひとつずつ解説していきます。
2. 歌詞全文(英語)
3. 英語表現を味わおう:歌詞から学ぶ5つのポイント
🎯 Point 1:やさしい命令文 "Come close to me."
- 使い方: 主語 "you" を省略して動詞から始まるのが命令文の特徴。
- 応用例:
“Come with me.”(一緒に来て)
“Stay here.”(ここにいて)
💡命令形でもトゲがないのは、「優しく言う語調」が大切だから。声に出してリズムで覚えよう
🎯 Point 2:気持ちをストレートに伝える "I wanna be your girl."
- 文法チェック: “wanna” は “want to” の口語形。“I want to be...” よりもずっとカジュアルで等身大の表現。
- 文の構造:
“I wanna be (your girl).” → 主語+want to+動詞原形+目的語
🎵 “wanna” の響きは、気持ちが溢れて思わずこぼれるようなリズムにぴったり!
🎯 Point 3:“Nothing to hide.”にこめられたニュアンス
- 直訳: 「隠すものなんて何もない」
- 表現の解説:
- “I have nothing to hide.” がフルセンテンス
- 歌詞では省略することでテンポと感情を前面に
📝 この一言で伝わる「信頼」のニュアンス。シンプルで強いことばは印象にも残りやすい
🎯 Point 4:“Don't play hard to get.”ってどういう意味?
- 意味: 恋愛で「その気があるのに、簡単にはなびかないふりをする」=“手に入りにくいふりをする”
- 会話で使うなら:
“She’s playing hard to get.”(彼女、ちょっとじらしてる感じ)
✨ラブソングでは定番の表現。「照れ隠し」も恋のやりとりのひとつ。
🎯 Point 5:“You know what I mean.”の万能さ
- 意味: 「わかるでしょ?」「言ってること、伝わってるよね?」
- 文法: 関係代名詞 “what” を使った文。「私が意味してることを(あなたは)知ってる」
📣 会話でも多用される表現!共感を誘ったり、ちょっとおどけたトーンで使われることも
4. ボーナス:この歌詞で感じる「英語のリズムと感情」
英語は感情と言葉が密接につながっている言語です。
この歌詞には、恋する気持ちがまっすぐな言葉と繰り返しのリズムで表現されています。
たとえば:
Be my boy. I wanna be your girl.
この4ビートの繰り返しは、聞く人の心にやさしく踏み込んできて、気持ちをそのまま“音”として刻むような効果があります。
英語の語感や拍の置き方にも意識を向けながら歌ってみると、英語の「息づかい」そのものが肌感覚で身についていきますよ。
5. まとめ|この歌で見える、英語のあたらしい表情
「Be My Boy」は文法的に難しい構文が出てくるわけではありません。
それでも、簡単な単語・言い回しを使って、「こんなにもまっすぐ、でもやさしく気持ちを伝えられるんだ」と気づかされます。
英語の歌詞は勉強だけじゃなく、“感性の語学”として味わえるもの。
自分の心にも「Be my boy」が響いたら、英語のフレーズで、恋や想いを伝えてみたくなるかもしれませんね。
💬 次回予告(続編に向けて)
- 「I’ll never let you down.」から学ぶ「未来形」+「信頼の表現」
- “upfront with me”ってどういう感情?
- 「サビのリズム」から英語発音を練習してみよう!
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